母乳に関して読んでよかった育児本
妊娠37週になりました。正期産といわれる時期。いつでも産まれてOKって思うと、なんかドキドキ。
さてさて、妊娠・出産にあたり、友人から色々なプレゼントをいただいたのですが、その中で一番うれしかったプレゼントをご紹介します。
ちょっと理系な育児 牧野すみれ著
リンクがうまくはれていないけど、飛べることまでは確認したので、見てみてください。
よい点
ここからは完全に主観です。
世の中、育児の先輩がたくさんいます。みんな親切心で「〇〇するといいよ」「〇〇しないほうがいいよ」ってアドバイスをしてくれます。本当にありがたいです。
がしかし、それらの根拠って何?って思いません?
親友の〇〇ちゃんが言っていたから正しい?自分の母親が言っていたから正しい?東大やらハーバードに子供を入れた親が言うから正しい?看護師が言っていたから正しい?
私は、「そうなんだねー」なんて表面上はアドバイス頂いた方に対していいますが、心の中で、「根拠は何か?」と疑って真に受けない面倒な性格でして・・。特に、噂話、医学的根拠のない話、サンプル数が少ない成功例や失敗例は、ほぼ信じていません。
こんな性格なので、通ったマタニティクラスはほぼ理解できなかったオバカさんでもあります(笑)。だって、みんな「〇〇しましょう」という根拠を言わないんだもん。例えば、「乳首マッサージをしたほうがいい」「授乳中は乳製品を控えたほうがいい」なんてこれだけ言われると、「この壺を買ったほうがいい(儲かる)」と言われるのと同じに聞こえますよ。。
そんな中、このご紹介いただいた本は、大変すばらしいです。国際機関であるWHOのガイドラインの和訳がメインになってます。このガイドラインの根拠は、さまざまな論文(研究成果)を元に引用されています。すなわち、我が子(サンプル数1)とか、お友達が言っていた(サンプル数10位?)ではなく、サンプル数がもっともっと多い結果をもとに出た結論です。
世界には、文化の差、医療技術の差等、いろんな要素があり、WHOのガイドラインを元に、厚労省や各医療機関が色んなアドバイスをしているのだとは思います。思いますが、それらの方が言うことをすべて信じて大丈夫ですか?アドバイスがコンフリクトしていませんか?
一度、この本を読んでみて、世界のガイドラインが何と言っているか、知ってみるのもいいと思います。そして、これを知ったうえでどうするか?を考えるのがいいのかなと。何事も、知らないで行動(育児)するのと、知った上で行動(育児)するのでは、結果が同じでも色々違うのではと思ってます。